仕事始めがラブシーン…篠田麻里子「覚悟が決まった」

[ 2017年12月9日 16:39 ]

映画「ビジランテ」の初日舞台あいさつを行った篠田麻里子
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 元AKB48で女優の篠田麻里子(31)が9日、出演映画「ビジランテ」(監督入江悠)の初日舞台あいさつを都内で行った。

 大森南朋(45)、鈴木浩介(43)、桐谷健太(37)が3兄弟を演じるトリプル主演作で、篠田は鈴木扮する市議の妻という役どころ。夫の出世のためには手段をいとわない狡猾(こうかつ)さを見せるファムファタル的な存在で、「もやもやの残る、後味の悪い映画ですが、私も含め皆の覚悟が詰まった作品です」と胸を張った。

 しかも、撮影初日が鈴木との車の中でのラブシーンで「あのシーンが、私の2017年の仕事始めだったんですよ」と告白。それでも、「浩介さんとは以前ご一緒したことがあって、その時はお見合い相手だったので個人的には続編と思ってやりました。その時点で夫婦になれて、あのカーセックスで2人の覚悟が決まった感じです。じっくりと夫婦像をつくっていけました」と堂々と言ってのけた。

 鈴木も、「篠田さんの手のひらの上で転がされていればいいから、楽っちゃあ楽でした。でもその根底には母性の強さ、懐の深さがあって、それを分かった上で乗っていました。クランクイン前にリハーサルをして、妻像を丁寧につくっていた」と絶賛。入江監督も、「AKBはタフな人が多いと思っていたので、容赦なく何回もダメ出しした。これまでの経歴の120%が出せると思っていた」と称えた。

 桐谷は「代表作ができました」と豪語し、「しっくりきて気に入っている」というフレーズ「絶望的に格好いい映画」とともに4回ずつ使ってアピール。大森も、「海外の映画祭に出て、賞がもらえたらいいなあ」と期待していた。

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2017年12月9日のニュース