TBS安東弘樹アナ 飲酒検問で無礼な警官に怒り 反応出ず「チッ、みたいな」

[ 2017年12月9日 11:38 ]

TBSの安東弘樹アナウンサー
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 TBSの安東弘樹アナウンサー(50)が8日放送のTBSラジオ「たまむすび」(月〜金後1・00)に生出演。飲酒運転検問での警察官の態度に憤慨した。

 相棒のお笑い芸人・玉袋筋太郎(50)とのオープニングトークの中で、「受け入れがたいことがありまして。先週、お休みの日だったんですけど、レギュラー番組でご一緒するタレントさんが主演する舞台を見に行ったんです」と切り出した安東アナ。共演者の舞台を車で見に行った後、一人で居酒屋に行き、ご飯を食べたという。体質的な問題もあり、「お酒は飲めない」という安東アナは「黒ウーロン茶を飲みながら定食を食べて、あさりの酒蒸しもむちゃくちゃうまかったんですよ」と振り返った。食事後、帰宅途中に飲酒運転の検問にあった。

 前提として「刑事になりたかったぐらいなので、警察には肯定的。警察には敬意を持っています」という安東アナは、飲酒運転の検問だとわかった時も「ならしょうがない、安全運転が第一だし、飲酒運転を誰よりも憎んでいるので」と前向きで、呼気検査の順番を待っていたという。

 安東アナは「自分の前で一人ずつハーってやって、僕の番が来ました。(自分が)ガンみたいなものにやっても、何も反応ないわけです。飲んでないんですから」と当然、何も出なかったとしながらも「ちょっとだけ年配のお巡りさんに“明らかにお酒の匂いがしますね、出てください”って言われて。僕は“お酒飲めないんで!”と言っても、“そんな言い訳はいいから”って、車から引きずり出されたんです」と周りが見ている前で寒い中、車から引きずり下されたと訴えた。安東アナが「あさりの酒蒸し食べたんですけど」と言うと、警察官は「そんなの影響が出るわけないから」とバッサリと切り捨てたそうで「完全に犯人扱いなんです」と続けた。

 安東アナは「飲んでないんですけど、警察官4人ぐらいに囲まれて“袋に息入れろ!”と言われると手が震えるんです。怖いと思いました。やってるだろ!という空気の中に…(アルコールの数値が)出るんじゃないかと思った」と急に襲った恐怖心を回顧。「フーッてやりました。当たり前ですけど、0・00って出て」ともちろん、数字はゼロが出たというが、その後の警察官の態度に怒りを覚えたという。「“すみませんでした、お疲れ様でした!”って言うのかと思ったら、チッ、みたいな空気になったんです。若いイケメンのお巡りさんだけは“申し訳ありません。時間取らせて”って言ってくれたので、何か、その人はいいんですけど。私を引っ張り出した人が“あさりの酒蒸しで匂いしたんでしょうね”って言ったんです。いやいやいや、そんなの関係ないって言ったでしょ!って」と怒りは収まらず。

 「今でも警察には敬意を持ってますけど」と前置きしたうえで、「あういう時のリアクションで警察に対する不信感は生まれちゃう。だから、僕も気を付けようと思いました。みんな、いろいろな看板を背負っているので。いい薬になった、考えさせられました」としつつ「もちろん、飲酒運転はダメですけどね」と締めくくった。

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