八木亜希子「陸王」ナレーションに悪戦苦闘 制作陣からの要求に混乱も…

[ 2017年12月9日 11:06 ]

八木亜希子
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサーで女優の八木亜希子(52)が9日放送のTBS「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。ドラマ「陸王」での初体験のナレーションに苦戦していることを明かした。

 八木は1988年にフジテレビに入社し、2000年3月、34歳の時を退社し、フリーに転身。その後は、三谷幸喜監督の映画「みんなのいえ」で女優デビュー、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演するなど、女優としても活躍している。

 司会でエッセイストの阿川佐和子さん(63)は「みんなのいえ」での八木の演技について「何、この自然な感じ、うまい。女優だ!と思った」と絶賛。八木は「一回、(オファーを)お断りしているんです。無理無理無理って思って」と振り返り、「綿密に何度も指導を受けた」と女優デビュー時の苦労を明かした。「あまちゃん」では、主人公アキの親友・ユイの母親・よしえを演じ、夫が病に倒れたことで失踪してしまう難しい役どころを熱演した。よしえが帰って、娘のユイらに謝罪する場面をスタジオで鑑賞すると、八木は「恥ずかしくて…」と涙。阿川さんの「感動しましたよ!」との言葉にも、「終わってから、こういうふうにオンエアされたんだ!と思って(一度)見たら、その後は自分のお芝居は見られないんです。ちゃんと見たことなくて…こんなみんなと一緒に見たくない。一人で老後にひっそり見る」と照れ笑いを浮かべた。

 オンエア中の同局「陸王」(日曜後9・00)では初めてのドラマナレーションに挑戦中。初体験に「大変。びっくりしました」ともらした八木は「これでいいのかがずっとわからなくて。これでいいのかなって何度入れても思うんです」と悪戦苦闘の日々を告白。制作陣から求められているものは「低く、速く、でもお母さんのように温かく、だけれども力強く」ということだとし、「何度も言っているうちに自分でもどれだかわらなくなっちゃう、というのは最初はあった」と話した。

 同作にレギュラー出演中の阿川さんが1シーンを実演し、八木にナレーションをムチャぶりする場面も。八木は「なんで阿川さんがあんな凄いところで伸び伸びやれているのかがわかりました」と笑顔。阿川さんが「それは私が羞恥心がないっていうことですか?」と尋ねると、八木は「そういうことです」と同意し、苦笑いするばかりだった。

続きを表示

2017年12月9日のニュース