「インスタ映え」「忖度」年間大賞も…目玉不在で“インスタ映え”しない表彰式

[ 2017年12月2日 05:30 ]

「インスタ映え」で年間大賞を受賞した(左から)白石明美、尾身綾子、中村麻美(CanCam it girl)
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 「2017ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」が年間大賞に選ばれた。

 「インスタ映え」は写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿する際の見栄えの良さを指した言葉。「忖度」は首相官邸の意向を役人がおもんぱかったと指摘される森友学園問題を象徴するワードとして話題になった。

 他に、お笑いタレントブルゾンちえみ(27)の持ちネタ「35億」や、将棋の加藤一二三・九段(77)のニックネーム「ひふみん」がトップテン入り。しかし、スケジュールの都合で会場には現れず、欠席が伝えられると会場の一般客からはため息が漏れた。

 例年、芸能人やスポーツ選手で会場はにぎわいをみせてきたが、今年は目玉受賞者がおらず、皮肉にも“インスタ映え”しない表彰式になった。選考委員のやくみつる氏(58)は「“魔の2回生”など、負の言葉が多かった。来年はスポーツ界やテレビ業界から、明るい話題を届けてほしい」と語った。

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