へこたれない石橋静河 映画初主演で「闘いました」

[ 2017年4月17日 19:30 ]

 俳優の石橋凌(60)と原田美枝子(58)の次女、女優の石橋静河(22)が17日、都内で行われた映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(5月27日公開)完成披露舞台あいさつに、共演者の池松壮亮(26)、松田龍平(33)、田中哲司(51)、石井裕也監督(33)とともに出席した。

 最果タヒ氏による同名詩集を映画化したもので、石橋は同作で映画初主演を務めた。「この映画の主演をやれて本当にうれしい。やれてよかった」という石橋は、「石井さんは映画に関してすべてを見ているような方。ものすごくレベルの方を作ろうとしている。技量はなかったけど、それに応えたかったので闘いました」と振り返った。

 石井監督は、石橋について「ご両親にお世話になっている。お世話になっている人の娘っていう感じ」と話し、「ものすごくどっしりとしている。へこたれないというか、新人なのでテクニックがあるわけではないが堂々としている」と評した。

 看護師として働きながら夜はガールズバーでアルバイトをする美香(石橋)と、建設現場で日雇い働く左目がほとんど見えない青年・慎二(池松)が出会う恋愛映画。石井監督は「自信作ができました。感覚をどこか刺激するような新しい恋愛映画になった。脳みそと感性を総動員して観ていただければ」と胸を張った。

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2017年4月17日のニュース