元ABCアナ安部憲幸さん死去 伝説の「10・19」や「パワプロ」実況

[ 2017年4月10日 12:40 ]

亡くなった元朝日放送のアナウンサー・安部憲幸さん
Photo By 提供写真

 元朝日放送(大阪市福島区)のアナウンサー・安部憲幸(あべ・のりゆき)さんが6日、胃がんのため死去した。71歳。島根県出身。10日、同局のラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月〜金曜前6・30)で発表された。

 葬儀・告別式にあたる「お別れの会」は9日、兵庫・伊丹平安祭典会館で近親者で執り行われた。

 パーソナリティーで同局のエグゼクティブ・アナウンサー、道上洋三(74)が番組の最後に報告。「残念がら、私よりも早く逝ってしまいました」と悔やんだ。安部さんは3年前に胃がんにかかったという。

 1970年入社。スポーツ実況を中心に、ラジオ「安部憲幸のアベ9ジラ」などで幅広く活躍。「アベロク」の愛称で親しまれた。88年、プロ野球パ・リーグの伝説の1日「10・19」でロッテ―近鉄(川崎球場)ダブルヘッダー第2試合のテレビ中継実況を担当。ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズの実況でも知られた。

続きを表示

2017年4月10日のニュース