「べっぴんさん」全151回の総合視聴率は25・0%

[ 2017年4月10日 12:04 ]

「べっぴんさん」でヒロインを演じた芳根京子
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 1日に放送を終了したNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の全151回の期間総合視聴率が25・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。同日、同局が発表した。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。リアルタイム視聴率は20・3%、タイムシフト視聴率は5・8%で、総合視聴率が25・0%だった。

 同作は女優の芳根京子(20)が主演した朝ドラ通算95作目。昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描いた。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。

 ビデオリサーチ社が昨年10月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「タイムシフト視聴率」と「総合視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 朝ドラの全話総合視聴率が発表されるのは今回が初。

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2017年4月10日のニュース