堺正章“スパイダース葬”でかまやつさんに別れを「残ったメンバーでやれたら」

[ 2017年3月3日 18:12 ]

胸を押さえて会見する堺正章
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 グループサウンズ「ザ・スパイダース」のメンバーとして人気を集めた歌手のムッシュかまやつさんが1日、78歳で亡くなったことを受け、同グループで活動をともにした歌手の堺正章(70)が3日、都内で会見。残されたメンバーで「スパイダース葬をやれたら」と話し、音楽で盟友を送る考えを明かした。

 かまやつさんは昨年12月、堺の70歳を記念したライブに飛び入りで参加。ザ・スパイダースの名曲「サマー・ガール」のデュエットを披露するなど元気な姿を見せていたが、これが最後の公の場となった。「来てくれたうれしさと、申し訳なさが錯綜して、複雑だった。ステージに上がってくれたので調子はいいのかなと思っていた」と最後の共演を振り返った堺。かまやつさんの声は弱々しかったが一緒に歌えたことがうれしかったといい、「(堺の)きょうの気持ちの中では、いいことができたかなとも思ったが、ご本人はつらかったかもしれません。今になって友情をかみ締めています」 と絞り出すように語った。

 かまやつさんは若いミュージシャンから先輩まで、幅広い交流があった。堺は「ここまで広く付き合っている人はいない。いつも『年齢は関係ない』とおっしゃていた。自分が前面に出るのではなく、プロデューサーみたいに。許容力や大きさを感じる人。スパイダースとか固定されたものではなく、音楽界では大きく、大事な存在だった」とその存在の大きさに言及。目を閉じると思い出すのは「笑顔です」と即答し、「だからみんな参っちゃう。それが見られなくなるのはショックです」と胸中を明かした。

 堺はまた、ザ・スパイダースのほかのメンバーと「“スパイダース葬”をやろう」と確認し合ったことを告白。堺が、リーダーで現・田辺エージェンシー社長の田邊昭知氏に「このまま、かまやつさんを天国に送るのは無責任すぎる」と言ったところ、田邊氏も同意したという。「かまやつさんのいないステージは複雑だが、残ったメンバーでやれたら、かまやつさんも喜んでくれるかなと」とステージで盟友を送る考えを口にした。田邊氏とは、ザ・スパイダースのメンバーだけでなく、かまやつさんと交流のあったミュージシャンを集めてやれたら…と話したという。時期については、田邊氏は「早いうち」としていたというが、堺は「何カ月後になるかは分からない。そのころにやれたらいいね」という話になっていると明かした。

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