海老蔵 寺島しのぶとのキスシーン「すごく臭かったからすごく怒られた」

[ 2016年11月28日 17:37 ]

「六本木歌舞伎」の製作発表に出席した(左から)寺島しのぶ、市川海老蔵、三池崇史監督
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が主演する「六本木歌舞伎」第2弾(来年2月4~20日、EXシアター六本木)の製作発表が28日、都内で行われた。

 六本木歌舞伎は、海老蔵と中村獅童(44)が「一緒に何か面白いことをしたい」という熱い思いから生まれ、宮藤官九郎(46)脚本の今年2月の「地球投五郎宇宙荒事」でスタート。今回は三池崇史監督(56)が再び演出を手掛け、脚本にリリー・フランキー(53)を迎え「座頭市」をモチーフにした作品になるという。

 海老蔵は、「(中村)勘三郎のお兄さんが以前、勝新太郎さんと大物お笑い芸人の人と飲んでいる時に“俺が座頭二をやる”、“じゃあ俺は座頭三だ”という話で盛り上がったと聞いたことがあって、僕も座頭市にはずっと興味があった」と、待望の役どころに感激。盲目のため「にらみ」をはじめとする眼力は封印することになるが、「いち役者として目にイメージがあると思うが、何が出てくるのか僕も楽しみだし、第三者が何か言ってくれるだろうからそれが次のステップになる」と前向きだ。

 ヒロインとして出演する寺島しのぶ(43)とは、1994年の新派公演以来22年ぶりの共演で「子供の頃からお世話になっているし、いつかまた共演したいと思っていたのですごく楽しみ」と笑顔。22年前は、「前の日にニンニクを食べ過ぎて、キスシーンがあってすごく臭かったからすごく怒られた。今回、ニンニクは食べません」と明かした。

 当の寺島は、「全っ然、覚えていない」と苦笑い。それ以上に、脚本が完成しておらず役どころもはっきりしていないことの方が不安のようで、「リリーさんが私をイメージして書くということは聞いているんですけれど、リリーさんと話しているとどんどん下の方にいく。そのイメージで書かれると心配」と嘆いていた。

 また、海老蔵は、乳がんで闘病中の妻・小林麻央(34)がこの日のブログで、今後の治療のことなどを夫婦で話し合っていると、長女の麗禾ちゃん(5)が耳元で「パパには何も言わないで。パパはママのことを愛してるんだから」とささやいたというエピソードを聞かされ、「そうらしいですね。僕は、直接は知らされていないけれど、(麗禾ちゃんは)なかなか大人なんですよ。僕より年上な感じ」と照れていた。

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2016年11月28日のニュース