九州キッズ踊って笑った!ジャニーズ舞台 アマチュアと初の本格共演

[ 2016年9月20日 05:36 ]

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が手掛ける舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」が19日、福岡県の博多座で開幕した。2012年から東京・帝国劇場で上演されてきた「ジャニーズ・ワールド」の九州版として製作され、ジャニーズJr.の平野紫耀(19)が主演を務める。

 九州では今年、熊本地震や台風の被害が相次いで発生。公演にはジャニー社長の「九州の子供たちを元気づけたい」との思いが込められ、福岡県久留米市を拠点に活動する「九州男児新鮮組」などの少年ダンスチーム3組38人が出演する。

 ジャニーズアイドルがアマチュアダンサーと本格的に舞台共演するのは初めて。平均年齢14歳の少年ダンサーたちは、ジャニーズJr.にも負けない力強いダンスとアクロバットを次々に披露して観客を沸かせた。

 平野らジャニーズJr.のメンバーは今月14日に博多入り。少年ダンサーとの合同稽古は6日しかできなかった。それでも息はピタリと合い、平野は「めちゃめちゃ新鮮な気持ちでコラボしてます。想像していた10倍くらい(少年ダンサーの)熱気もダンスも凄い」と強調。少年ダンサーには世界大会に出場したことがあるメンバーもおり、「ジャニーズJr.でもやっていけそうな子はいっぱいいます」とその実力に脱帽した。

 平野は、HKT48の指原莉乃(23)が昨年記録した22歳を塗り替え、伝統ある博多座史上、最年少座長として30日までの公演に臨む。約2時間半の舞台に、ほぼ出ずっぱり。「いろんなことを吸収して僕自身も成長したい。そして、この舞台を日本だけでなく世界でやれれば」と胸を膨らませた。

続きを表示

2016年9月20日のニュース