元NMBの福本愛菜が衝撃発言「ダンスが一番苦手だった」

[ 2016年9月20日 13:20 ]

コラボ公演発表会見に登場した(左から)田中尚樹、南園みちな、福本愛菜、岩部彰

 関西小劇場を代表する人気劇団「劇団そとばこまち」と吉本興業が初コラボ。13年に好評だった「のぶなが」を、お笑いコンビ「ミサイルマン」の岩部彰(36)と吉本新喜劇研究生の福本愛菜(23)がダブル主演。さらに「劇団そとばこまち」の劇団員・南園みちな(31)と田中尚樹(28)がダブルキャストで公演する。11月11~14日に大阪・阿倍野の「近鉄アート館」で7公演。

 3年ぶりの公演となる「のぶなが」(作・演出坂田大地)は、戦国武将・織田信長が「本能寺の変」ではなく、その5年前の1577年の「天王寺砦の戦い」で亡くなり、信長から“天下統一”を託された正室の濃姫が、明智光秀らの助けを借りて活躍するという史実を大胆に解釈した作品。甲冑姿で現れた岩部は愛称もキャラも“武将様”として有名で、司会者から紹介されると、いきなり「御意」と答え、「小童が…」など、すっかり信長になりきっていた。

 作品は出演者40人によるダンスがあり、殺陣もあるが「舞台は初めてで不安、プレッシャーが大きい」と福本。「ダンスが一番苦手だった」と元NMBメンバーらしからぬコメントも。「新喜劇はいつも前日の稽古だけだった。今回は1カ月あるのでしっかりお稽古できます」と笑わせた。座長の坂田大地氏(43)は「笑いあり、涙あり。観劇人口を増やすこと、観劇層の高齢化に歯止めをかけたいですね」とよしもととのコラボで、劇団の活性化を狙う。

 「劇団そとばこまち」は1976年に京都大学演劇研究会が学内サークルとして「劇団卒塔婆小町」を発足したのが始まり。79年に「劇団そとばこまち」となる。俳優として活躍中の辰巳琢郎(58)、生瀬勝久(55)らを輩出。現在は坂田大地が7代目座長を務める。

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2016年9月20日のニュース