「真田丸」第37話は視聴率17・3% 三成&刑部の最期を惜しむ声続々

[ 2016年9月20日 10:07 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第37話が18日に放送され、平均視聴率は17・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話から15%超をマークするなど高水準で推移。“新章”に突入した第32話からも15・8%、第33話18・0%と好調をキープしていた。

 8月28日に放送された第34話は日本テレビの24時間テレビと重なり13・2%で自己最低を記録したが、第35話では15・0%と回復。第36話では16・5%とポイントを上げた。
 
 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(55)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。全50話。

 第37話は「信之」。関ケ原での西軍敗北により昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は徳川に降伏した。信幸(大泉洋)は忠勝(藤岡弘、)と共に、家康(内野聖陽)に昌幸と信繁の助命を嘆願し、2人は流罪と決まる。罪人となった昌幸と信繁は徳川に大坂へ呼び出される。そこで三成(山本耕史)と刑部(片岡愛之助)の最期について知ることになる。やがて2人は、真田への怒りに燃える家康と対面する。そして、家康は処罰に込める真意を明かす…という展開だった。

 放送終了後のインターネット上では、視聴者に人気の高かった三成と刑部の最期を惜しむコメントが相次いだ。「あすから三成ロス」「全てを受け入れたような笑みが、ただただ美しかった」「大谷刑部の最期の言葉は反則すぎる」などの声が集まった。

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2016年9月20日のニュース