フリー素材アイドルMikaRika、遠慮ない双子姉妹げんかに業界熱視線

[ 2016年9月9日 20:49 ]

フリー素材アイドルのMikaRika

 双子の美女ユニット、MikaRika(年齢非公表)が広告業界やテレビ業界から熱い視線を集めている。

 2人は肖像権を期間限定で放棄し、写真や画像がインターネット上で自由に使える「フリー素材アイドル」として活動。2015年の釜山国際広告賞では2部門で受賞した。

 6月中旬には写真集を完成させ、東京・渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA」の書籍売り場で0円で販売したところ、追加注文を繰り返し、2週間足らずで限定1000部が“完売”したという。

 もともとは東京・丸の内のOLだった2人。姉妹でヒップホップユニットを組むため、“脱サラ”してデビュー。OLの気持ちやサラリーマンへの応援歌を歌ってきた。

 7月には「私たちフリー」「何されたって怒らない」などとフリー素材アイドルとしての現状を歌詞に込めた「ただの女」をTSUTAYAで無料配信開始。ユニークなダンスとともにライブなどで披露し、色白美人の2人が醸し出す独特の雰囲気で観客を魅了している。

 広告代理店やテレビ業界が注目しているのは、パフォーマンスに加えて、観客の前で見せる姉妹げんか。

 東京・渋谷で7日に行われたハワイ出身の歌手、キャロリン・ミンクス(27)のライブにゲスト出演した際にも、妹のRikaが英語で話すところを日本語で答えたため、姉のMikaが「信じられない」とステージ上で激怒。Rikaも強い口調で言い返して、遠慮のない姉妹げんかが展開された。

 記者が過去にインタビュー取材した時も、Mikaが「Rikaが私を太らそうとしている」と言い出し、Rikaが「そんなことないよ。何でそんなことを言うの!」とブチ切れて、目の前で口げんかが繰り広げられた。姉妹だからこその遠慮のない物言いが、スカッとしていて面白かった。

 テレビ関係者も「2人のやり取りは、これまでのタレントにない形。バラエティー番組にはまるかもしれない」と話している。広告代理店関係者も「清楚で品のある2人がユニークな歌詞を歌い上げてダンスをするギャップと、トークの面白さ。幅広い可能性を感じる」とみている。

 “ただの女”で終わらない、高値の付く活躍の予感を漂わせている。(記者コラム)

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2016年9月9日のニュース