尾野真千子「はじめまして、愛しています」10・0% 最終回前に2桁復活

[ 2016年9月9日 11:17 ]

「はじめまして、愛しています。」の試写舞台あいさつに登壇した尾野真千子(左)と江口洋介

 女優の尾野真千子(34)が主演のテレビ朝日系連続ドラマ「はじめまして、愛しています。」(木曜後9・00)の第8話が8日に放送され、平均視聴率は10・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

 初回10・0%、第2話は11・4%と2桁で発進。以降第3話8・4%、第4話9・8%、第5話8・8%、第6話9・1%、第7話9・6%と善戦し、最終回目前の第8話で2桁回復を果たした。

 特別養子縁組制度を題材に、家族の在り方を問う異色ホームドラマ。子供のいない夫婦の信次(江口洋介、48)と美奈(尾野)が、親に捨てられ、笑わず、しゃべらず、名前もない、一切の感情を失くした子どもと「本当の家族」になろうと奮闘する。脚本は「家政婦のミタ」(日本テレビ)を手掛けたヒットメーカーの遊川和彦氏が担当。初回放送前から“深く重いテーマ”が話題になっていた。

 第8話は、ハジメ(横山歩)がいなくなった梅田家では、美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)の会話も消え、ただ時間だけがむなしく流れていく。自分たちの子どもを作ればいいという春代(坂井真紀)や巧(速水もこみち)の慰めは、美奈たちにとってなんの意味も持たない。むしろ、感情を逆なでされた信次は、春代や巧、そして母親に対する不満を爆発させてしまう…という展開だった。

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2016年9月9日のニュース