高畑淳子 親の責任論に言及「共に贖罪すべきだという気持ち」

[ 2016年8月26日 09:34 ]

謝罪会見で神妙な面持ちで質問に答える高畑淳子

 前橋市内のホテルで40代女性従業員に乱暴するなどして23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で俳優・高畑裕太容疑者(22)が逮捕された事件で、母親で女優の高畑淳子(61)が26日、都内で謝罪会見を行った。

 子供が不祥事を起こした際に指摘される「親の責任論」。淳子は「いろんな力を拝借して、今遅咲きながら仕事の場を与えていただいている。母で人間だが、商品です」と自身の立場を説明し「母親の気持ちとしては共に贖罪すべきという気持ちでいます」ときっぱり。また「私だけの気持ちだけでいいのか」と複雑な心境もみせつつ、あらためて「成人男性だからといって(親は関係ないとはいえない」と親として責任を感じていることを吐露した。 

 裕太容疑者は23日午前2時ごろ、自分の部屋に「歯ブラシを持ってきてほしい」と女性従業員を呼び出して自室に無理やり連れ込み、乱暴して軽傷を負わせた疑い。調べに「欲求を抑え切れなかった」と供述。また、被害者に対し、反省した様子も見せているという。

 淳子は25日朝に裕太容疑者が拘置されている前橋警察署を訪れて面会。親子対面は15分だった。その際、憔悴しきった様子で待ち受けていた報道陣の前に立つと「申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝罪。「初めて本人に会いますので、明日(26日)詳しいことを皆さまにお話しできると思います。ご容赦ください。よろしくお願いします」と再び深々と頭を下げていた。

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