【高畑淳子会見 一問一答(4)】裕太容疑者 性犯罪“前科”も危機感も「なかった」

[ 2016年8月26日 12:00 ]

謝罪会見で神妙な面持ちで質問に答える高畑淳子

 23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で俳優・高畑裕太容疑者(22)が逮捕された事件で、母親で女優の高畑淳子(61)が26日、都内で謝罪会見を行った。

 会見の一問一答は以下の通り。

――最後に会ったのは
「8月19日か20日。(裕太容疑者は)早朝の仕事から直接、群馬に向かったため顔を合わせないまま家を出た」

――面会時の差し入れは
「Tシャツ」

――他の芸能人から裕太容疑者へ苦言は?
「知る限りはない。いろいろな方からお誘いいただいたり、可愛がっていただいていると思っていた」

――性的な衝動を抑えられなかったという供述があったが
「私が見る顔は家庭の中だけの顔。その中で今思い出されることはない」

――性犯罪は繰り返される。これまで当事者間の話し合いで済んだということは
「ありません」

――性犯罪を起こす危機感は
「ありませんでした」

――弁護士からはどんな話が
「話せない。今まで一視聴者として(同じような)会見を見ていた。どうしてぐずぐずしているのかと思っていたが、世の中には私の知りえないルールがあって言えない」

――裕太容疑者は接見時、申し訳ないとだけ言っていたのか
「仕事のご迷惑はどうなっているかと聞いた。言ってはいけないんでしょうが死のうと思ったと言った」

――テレビでの裕太容疑者の姿は素なのか
「そのように思っている」 

――裕太容疑者が芸能活動を続けることに不安は
「ないわけではなかった。危惧はありました」

――事件は示談に?
「それはこの場で申し上げられないと思う」

――自身の今後の身の振り方。活動自粛などの選択肢は
「支えてくれるスタッフもいる。一人で判断することはできない」 

――芸能界に戻したいか
「してはいけないことだと思う」

――裕太容疑者の今後の生き方
「自分のやったことを自覚し、把握することがスタート」

――裕太容疑者から死のうと思ったと聞いてどのように感じた
「そんなことを思うなら、こんなことをしてはいけないんだと思った」

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