憔悴、高畑淳子 裕太容疑者に面会…頭下げ「本当に申し訳ありません」

[ 2016年8月26日 05:30 ]

長男の高畑裕太容疑者が勾留されている群馬県警前橋署を訪れた高畑淳子。報道陣に深く頭を下げた

 前橋市内のホテルで40代女性従業員に乱暴するなどして強姦(ごうかん)致傷容疑で俳優の高畑裕太容疑者(22)が逮捕された事件で、母親で女優の高畑淳子(61)が25日、裕太容疑者が勾留されている群馬県警前橋署に面会に訪れた。やつれた表情で、集まっていた報道陣に「本当に申し訳ありません」と頭を下げて謝罪した。26日に都内で記者会見を開く。

 午前8時半ごろ、白い乗用車から降りた淳子は上下黒の服装。報道陣の前に姿を見せるのは事件後初めて。愛息が起こした事件に大きなショックを受けており、表情は憔悴(しょうすい)しきっていた。あまり眠れていない様子で、疲れているようにも見えた。

 自身の所属事務所の社長に付き添われて署に入る前に報道陣に対応。「本当に申し訳ありません」と頭を下げた。「これから初めて…、初めて本人に会えますので、明日(26日の会見で)詳しいことを皆さんにお話しできると思います。よろしくお願い致します。ご容赦ください」とだけ話して切り上げ、再度深く頭を下げて署内に入った。

 署を出たのは約1時間半後の午前9時55分ごろ。警察関係者以外は立ち入り禁止の駐車場で車に乗り込むと、何も話すことなく立ち去った。

 同署によると、面会時間は約15分。面会でのやりとりや2人の様子について同署は「お答えできません」とした。淳子は同署に入る際に裕太容疑者の着替えとみられるTシャツを持っており、これを差し入れたようだ。

 都内の自宅に戻ったのは午後5時半ごろ。報道陣の問い掛けに何も答えず、関係者に支えられながら、おぼつかない足取りで家に入った。

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