高畑淳子、涙止まらず 面会で伝えた「どんなことがあっても私は母親」

[ 2016年8月26日 09:23 ]

謝罪会見で神妙な面持ちで質問に答える高畑淳子

 群馬県前橋市のビジネスホテルで40代女性従業員に乱暴するなどして23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太容疑者(22)の母親で女優の高畑淳子(61)が26日、都内で謝罪会見を行い「このたびは大変なご迷惑をお掛けいたしました。大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ありません。心よりおわび申し上げます」と深々と頭を下げた。

 椅子はなく、マイク1本が立てられた中、憔悴しきった表情で姿を見せた淳子は立ったままでの会見。

 前日25日に裕太容疑者と面会。何度も泣いていたのか目が腫れ上がっていたといい「震えて泣いてばかりいた」と振り返った。15分の対面時間のほとんどは、仕事に穴を空け多方面に甚大な迷惑をかけていることについての説明だったとし「リカバリーにどれだけの人が携わっているのか、どれだけ迷惑をかけてしまったのか。伝えるのが10分くらいだった」と話した。

 「ただ泣いて、すみません、すみませんを繰り返すばかりだった」という裕太容疑者に「大変なことをしてしまったね、一生かけて謝っていかないと」と呼びかけたという淳子。「不謹慎なことで言ってはいけないことですが」と前置きしつつ、顔をゆがめながら「でもどんなことがあってもお母さんだから、姉はどんなことがあっても裕太のお姉ちゃんだからと言っていたように記憶しています」と声を絞り出し、涙を流した。

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