【高畑淳子会見 一問一答(1)】裕太容疑者に「日常生活で不安な要素あった」

[ 2016年8月26日 10:36 ]

謝罪会見で神妙な面持ちで質問に答える高畑淳子
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 23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で俳優・高畑裕太容疑者(22)が逮捕された事件で、母親で女優の高畑淳子(61)が26日、都内で謝罪会見を行った。

 会見の一問一答は以下の通り。

――事件聞いた時の思いは
「初めて聞いたのは確か8月23日の仕事が終わった3時くらい。事務所に寄ってくれと言うので。とにかく来てくれと。裕太君が前橋署に逮捕されたと聞いた。本人にも会えず、誰にも会えないので、皆さんが報道されることを聞くしかなかった。何が起こっているのかわからなかった」

――面会してどんな話をしたか
「接見では事件のことを一切聞いてはいけない。どんなにたくさんの方があなたの代わりをして(くれたかと言っても)、本人はただ『すいません、すいません』を繰り返すばかりで。(事件後)初めて顔を見たので、かけた言葉も覚えてません。『自分のしたことはわかっているよね』と言った。『申し訳ない』と言うばかりだった」

――以前、裕太容疑者に不祥事などで私から仕事を取らないでと話していたというが
「お互い刺し違えて死ぬくらいの覚悟で(仕事を)やらなければならないという思いでそう話した」

――やってはいけないことやる危うさあったか
「あったかもしれない」

――母親として思い当たるところがあったのか
「危なっかしいと思っていた。日常生活を見ていると不安な要素あった」

――面会時の様子は
「何度も泣いたのか目がはれあがっていて、とにかく震えて泣くばかり」

――強姦致傷の容疑は認めているか
「事件のことは一切話してはいけなかった」

――罪を受け入れている様子か
「そのように思いました。もうほとんど覚えてないですが、大変なことをしてしまったね。一生かけて謝らなければならない。本当に私はどんなことがあってもお母さんだから、姉はどんなことがあっても裕太のお姉ちゃんだからと言った。そんなことを言ってしまって申し訳ありません。息子のことをかばってはいけない。被害者がもし娘だったらと考えて冷静に置き換えて物事を見ようとしている」

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2016年8月26日のニュース