執事ディーン 織田裕二と初共演「光栄」中谷美紀「変態ぶりを静かに発揮」

[ 2016年8月26日 06:00 ]

10月スタートのTBS日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」に出演する(左から)ディーン・フジオカ、土屋太鳳、主演の織田裕二、中谷美紀(C)TBS

 俳優の織田裕二(48)が、10月スタートのTBS日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」(日曜後9・00)にIQ246の天才役で主演する。1話完結型の本格ミステリーで、その頭脳で難事件を解決する。

 織田が演じる法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)は、貴族である法門寺家の末裔(まつえい)の89代目当主。学問のみを追究してきた家系で、IQ246の異能が代々長男に遺伝する。同家がその頭脳を生かして財を成しており沙羅駆は働く必要もない暇人。それ故に「どこかに私が解くに値する謎はないものか」と、難事件に首を突っ込んでいく。

 沙羅駆を警護する刑事を土屋太鳳(21)、執事をディーン・フジオカ(36)、法医学専門医監察医を中谷美紀(40)が演じる。

 ▼土屋 初の刑事役だと知り、正直とても緊張しています。目標の1つとしてきた刑事役に予想以上に早く出会えたことに驚いていますが、これまでの憧れとこれからの覚悟を、全力でぶつけたいと思います。原作が存在しないオリジナルの作品に挑戦するのは久しぶりなので、未知の旅に出る前のような不思議な高揚感を感じていますが、役と一緒に人生を歩んでいく気持ちで、一つ一つの場面を大切に演じたいと思います。

 ▼ディーン 今回、織田裕二さんと初めてご一緒させていただける作品に出演させていただき光栄です。私が、初めて織田さんをテレビでお見かけした時には既に、織田さんは大人の世界を象徴していた日本を代表する俳優さんでした。織田さんを大先輩として、また兄貴として、胸をお借りして精いっぱい演じさせていただければと思います。

 ▼中谷 IQ246という人智を超越した頭脳の持ち主が主人公とのこと、織田裕二さんが規格外の人物をどのように見せてくださるのか、楽しみでなりません。人間は嘘を語りますが、物言わぬ死体は雄弁に真実を語るものだと言います。私の演じる朋美は、欺瞞に満ちた世間の人々よりも、決して彼女を裏切らず、真実のみをそっと囁く死体を誰よりも愛する法医学専門医監察医で、同じように死体の言葉を聴くことのできる法門寺にシンパシーを感じていますので、法門寺に匹敵するくらいの変態ぶりを静かに発揮できたらと思います。 

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2016年8月26日のニュース