山本耕史「三成CM」を分析「戦のない世が叶った証」

[ 2016年6月25日 15:00 ]

大河ドラマ「真田丸」で石田三成役を務める山本耕史(C)NHK

 個性的な内容で話題となっている滋賀県制作の石田三成CM。NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で三成役を務める俳優の山本耕史(39)もその存在を気に留めていた。

 「堅い、ずるい、冷たい」などイメージを抱かれがちだった三成だが、今回滋賀県が制作したCMは昭和を思わせるレトロな映像で、コミカルに三成と滋賀県を紹介している。

 山本は「すごいCMありますよね、本人見たらどう思うんだろう」と苦笑。「命をかけて時代を動かそうとした人が。『配下にするなら三成~』って、いやいやいや」とツッコミを入れたが、「でも三成さんが思い描いていたのは戦がない平和な世の中なので、きっと叶ったんだなと思いますね。それがあのCMになったんだと思います」と最終的には納得していた。

 三成役を務めるにあたりゆかりの地を訪れ、地元でいかに愛されているかということを認識したという山本。「実在の人物を演じる時ってそこを出発点にするんですよね」「台本じゃ気づかなかったことに気付けたりとか。本当にたわいのない町の人としゃべっている時に、みんな三成公って言うのに三成さんって言うんだとか」としみじみ。「ふるさとが増えていく感じです、実在の人物をやると」と話した。

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2016年6月25日のニュース