クドカン「この日を迎えられて良かった」公開延期作初日に感慨

[ 2016年6月25日 13:42 ]

映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」初日舞台あいさつに登場した宮藤官九郎監督

 TOKIOの長瀬智也(37)が主演を務める映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」(監督・脚本宮藤官九郎)が25日に公開初日を迎え、都内の映画館で行われた初日舞台あいさつに、長瀬をはじめ、神木隆之介(23)、桐谷健太(36)、尾野真千子(34)、古舘寛治(48)ら出演者が顔をそろえた。

 神木演じる主人公の高校生が修学旅行中にバスの転落事故で地獄に落ちたことから始まる、地獄を舞台にした地獄ロックコメディー。当初は2月5日の公開予定だったが、1月15日に起きた15人の死者を出したスキーツアーバスの転落事故に配慮し、公開を延期していた。

 主演の長瀬は「ようやく皆さんに見てもらえることができました。撮影は1年前でしたけど、見てもらえることを嬉しく思います」、尾野も「公開できて本当に良かったなと。しみじみ思います」と感慨深げ。古舘に「本当に良かった。この日が来ないんじゃないかと思ったけど、意外に早めに来た。本当におめでとうございます」と労われた宮藤官九郎監督(45)は「本当にこの日を迎えられて良かった」と口々に公開を喜んだ。

 内容にかけて、鬼だと思う人は?と聞かれた桐谷は神木を指名し、「ご飯の量に対してルウの量がティースプーン1杯ぐらい。こいつ変態だな」とニヤリ。長瀬も神木だといい、「地獄の拷問を受けるシーンがかなり多かったが、最後の方は快感を覚えていたんじゃないかと思うぐらい」。これには桐谷も「変態じゃないか!かわいい変態」とイジり。長瀬も「お前、かわいい顔してるな」と加わり、沸かせていた。

 長瀬と神木はフジテレビ系連続ドラマ「ムコ殿」(01年)以来15年ぶりの共演。長瀬は「久しぶりの共演だったので、大人になったなぁ」としみじみ。「人間じゃなくて鬼になっちゃいましたから。あの頃は人間で一緒にお風呂入ったりするシーンもあったりしてね」と神木の成長を喜んでいた。

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