高知容疑者理事長の“美容協会”サイト閉鎖　会員にホステスの名前

２４日、警視庁・湾岸署に移送される高知東生容疑者

　覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反（所持）の疑いで２４日に現行犯逮捕された元俳優で会社経営の高知東生（本名大崎丈二）容疑者（５１）が理事長を務める社団法人「日本トータルビューティー協会」の公式サイトが２５日、閉鎖された。

　昨年６月、義父の介護などを理由に芸能界を引退。今年５月には、神奈川県横浜市でエステサロン「エスクラ」をオープンした。

　協会の理念は「『脳に再記憶』をテーマに『水』・『酸素』・『熱』生命の源である三大要素最大限に生かし、身体のすべての細胞を活性化させることにより、美しさや元気を取り戻すために、オリジナル商品・美容機材・施術の開発と提供を行っている社団法人です」と説明。

　理事長のあいさつとして「自身の予防・体系維持・健康管理を経験し、独自の健康管理法を確立。さらに家族に起きた介護や、予防・病気の向き合い方などの経験を生かし、温めながら…ほぐす独自の施術方法『ホットリボーン』を考案し、東京の恵比寿でのサロン展開を開始しました。 同サロンにご来店いただいた数多くの方々の間や口コミで広がり、ご来店いただいた方々より、健康増進・予防・美容・などの様々なお悩みに対して、このホットリボーンの効果に驚くほどのご好評をいただいたことで、早くこのセラピストを育成し、さらに多くの方々を、より美しく、元気に、笑顔でいられるようサポートさせていただくという想いで一般社団法人日本トータルビューティー協会を設立しました。 １人でも多くのセラピストが、日本全国をはじめ、アジアそして世界へと広がることが今後の私の人生の使命だと確信しております」とつづっていた。

　副理事長は高知容疑者の妻で女優の高島礼子（５１）。協会の賛助会員に、高知容疑者と一緒に逮捕された知人でクラブホステスの五十川（いそかわ）敦子容疑者（３３）と同名がフリープランナーの肩書で記されていた。