小泉今日子、二階堂ふみを絶賛「ご利益ありそう」ピチピチボディーにタッチ

[ 2016年6月25日 14:52 ]

映画「ふきげんな過去」初日舞台あいさつに登壇した二階堂ふみ(左)と小泉今日子

 女優の小泉今日子(50)が25日、都内で行われた映画「ふきげんな過去」(監督前田司朗)の初日舞台あいさつに、ダブル主演の二階堂ふみ(21)らとともに登壇した。

 以前から小泉と親子役をやってみたいと思っていたという二階堂は、今回の共演に「幸せでした。ずっと同じ空間で、同じ空気の中で感じていたい方だなと思って、本当にご一緒できて勉強になりましたし、嬉しかったです」と感慨深げにコメント。一方の小泉は、二階堂の印象について「映画俳優として頼もしい存在。年相応の1人の人間としてもきちんとして魅力的で、何よりカワイイ」と絶賛。さらに「この間(5月31日の同作の完成披露試写会で)会ったときに(二階堂が)肌の露出が多いドレスを着ていたんですけど、ピチピチしていて触ってしまいました。ご利益がありそうだったので(笑)」と告白し笑いを誘った。

 また、同作にはそんな2人が取っ組み合いのケンカをするシーンもあるが、小泉は「アクションの先生にアドバイスをいただきつつも、カメラが回ってしまえばやるしかないという感じでした。遠慮してやるのも相手にも、映画にも、監督にも悪いなと思ったので」と回顧すると、二階堂は「緊張しました。リハーサルのときに小泉さんがプロレスの技をかけるのがすごくうまかったです(笑)」と明かし、小泉は「四の字固めが得意なんです。技的に古いですけど(笑)」笑顔を見せた。

 過去と未来が混在する同作のストーリーにちなみ、自身のこの先の未来がどうあってほしいか聞かれると「どうキレイに終われるかですね」と吐露して会場を沸かせ、「私たち世代が歩いたことによって、その後の人たちが歩きやすい道が何となくできればいいなと思って生きています」と胸の内を明かした。

 同作は、退屈でつまらない日々を送っていた女子高生・果子(二階堂)の前に、18年前に死んだはずの祖母・未来子(小泉)が突然現れ「自分が本当の母親だ」と告げる。そんな未来子と同居をする中で、果子の退屈な時間は特別なものに変っていくという、眩しくておかしくも切ない人間ドラマ。このほか、同舞台あいさつには高良健吾(28)、板尾創路(52)、前田監督も登壇した。

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