入山杏奈、濃すぎたAKBの5年半 「芯のある女性になりたい」

[ 2016年1月10日 10:21 ]

昨年12月に20歳になったAKB48の入山杏奈。「大人の魅力あります?」と言いながらさまざまなポーズをとってくれた

 AKB48の入山杏奈(20)が11日、都内で成人式に臨む。2010年にオーディションに合格して活動を始めて以来、グループ屈指の美形メンバーとして活躍。14年の握手会襲撃事件での負傷も乗り越え、最近は好きな女優業の充実ぶりも際立ってきた。大人の女性の仲間入りを果たした現在の心境と、輝く未来への思いを聞いた。

 ――あらためて10代を振り返ってみていかがでしょう?

 「中学3年の時にAKBに入ったんですけど、中学1、2年の頃の自分を覚えてないんです。AKBに入ってからの5年半が濃すぎて…。自分がどんな学校生活を送っていたのか思い出せない。この先の人生のどの5年半を切り取っても、この5年半がいちばん濃い気がします」

 ――また学校で勉強したいという気持ちは?

 「したいです!勉強したいという欲しかないと言っていいくらい勉強がしたい。今は具体的に何を勉強したいというのがないので、学びたいことができた時に大学に行けるといいです」

 ――どんな「大人の女性」を目指す?

 「芯のある人になりたい。この前、占いに行ったんですけど“あなたは意思がないですね!?”と言われて“なるほど!”と思いました(笑い)」

 ――良い意味でガツガツしてませんからね。

 「そういうふうに言われました。“前へ前へというタイプじゃない”って。大人の女性と言ったら芯のある女性と思っていたのに、私は全然芯がない…。芯のある女性になりたいです」

 ――AKBメンバーとしての抱負は?

 「今までお世話になったグループなので、何かの形で恩返しできたらいいと思っています。ドラマとかで私を見ていただいて、私のことを知らなかった人に名前を覚えてもらって、そこからAKBにつながっていくといいです」

 ――ソロ歌手デビューとかは!?

 「いやいや、歌いたくないです(笑い)。自分の周りの若いメンバーが総監督やキャプテンになっているので、そういう人たちの支えじゃないですけど、話を聞いてあげられたらいいなと思います。みんなを和ませる存在になりたいです」

 ◆入山 杏奈(いりやま・あんな)1995年(平7)12月3日生まれの20歳。千葉県出身。2010年3月、AKBの10期生オーディションに合格。12年5月発売のシングル「真夏のSounds good!」で初めて選抜メンバー入り。14年6月の選抜総選挙で20位。同7月公開の映画「青鬼」で初主演。

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