TBS社長 「アッコに…」BPO勧告に「真摯に受け止める」

[ 2015年12月2日 15:49 ]

TBS

 TBSの武田信二社長(63)が2日、東京・赤坂の同局で行われた定例会見に出席。佐村河内守さんの作曲者偽装問題を取り上げた情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会から「(佐村河内さんの)名誉を毀損(きそん)する人権侵害があった」などとして再発防止に努めるよう勧告を受けたことを受け、「勧告という重いものを出されたので、真摯(し)に受け止めて、今後の番組作りに生かしていきたい」とコメントした。

 記者から社長としてのコメントを求められた武田社長は「勧告という重いものを出されたので、そこは真摯に受け止めて、今後の番組作りに生かしていきたい。スタッフの教育や質を上げていきたい」。今回の勧告で生のニュースを取り上げる情報番組を作る上での萎縮につながるという意見もあるが、「番組自体を考えれば速報性を求めるものでもない。他の番組ではより速報性の高いものはあるが、我々の倫理もある。そういうところは肝に銘じてやっていく。だからといって、逃げ腰になるとかはあってはならないとは考えています」と話した。

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2015年12月2日のニュース