「火垂るの墓」高畑勲監督に米アニー功労賞 アニメへの長年貢献

[ 2015年12月2日 10:45 ]

 「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞を主催する国際アニメ映画協会は1日、功労賞の一つで、アニメ界への長年の貢献をたたえる「ウィンザー・マッケイ賞」を日本のアニメ映画監督の高畑勲氏(80)に授与すると発表した。

 高畑監督は「火垂るの墓」や「かぐや姫の物語」で世界的に知られる。ウィンザー・マッケイ賞は過去に漫画家の手塚治虫さんや宮崎駿監督、漫画家で映画監督の大友克洋さんも受賞した。

 同協会は1日、来年のアニー賞ノミネート作品も発表。米林宏昌監督のスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」や細田守監督の「バケモノの子」がノミネートされた。

 アニー賞の発表・授賞式は来年2月6日。(共同)

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2015年12月2日のニュース