勝地涼　演歌歌手デビュー！歌唱力は？「腹くくってます」

演歌歌手「勝　勝次郎」としてＣＤデビューする勝地涼

　俳優の勝地涼（２８）が１５日に「勝勝次郎」名義で、シングル「お風呂はぬるめの勝次郎」で演歌歌手デビューする。プロデュースは脚本家で俳優の宮藤官九郎（４４）が務めている。

　きっかけは０７年の劇団☆新感線の舞台「犬顔家の一族の陰謀」。歌っていた勝地の音程の外れっぷりを聴いてツボにハマった宮藤が、その後も何度か歌に関する仕事で起用。勝地は「うまくないのはコンプレックスでしたが、今は腹をくくってます」と話す。今回はニッポン放送「宮藤官九郎のオールナイトニッポンＧＯＬＤ」のコーナーで、リスナーから歌詞を募って生まれた企画。コミカルな歌詞を微妙に下手に歌うコンセプトだったが、練習の成果？か立派な歌唱力を披露。本人は「つきっきりで歌唱指導の先生がついてたからでしょう」と笑い飛ばした。

　現在、日本テレビの連続ドラマ「ど根性ガエル」（土曜後９・００）で、主人公ヒロシの後輩・五郎を演じる。語尾に「やんす」がつくトボけた役柄だ。三枚目な仕事が続いているが「ぼくの中のいろんな可能性を発揮できているので、そういう仕事の依頼は光栄です」と大歓迎だった。