大島優子「ブラックホールにいる感じ」本格舞台初挑戦へ緊張感

[ 2015年7月14日 14:49 ]

舞台「No.9―不滅の旋律―」製作発表会見に出席した大島優子

 元AKB48で女優の大島優子(26)が14日、都内で行われたSMAPの稲垣吾郎(41)主演の舞台「No.9―不滅の旋律―」(10月10~25日、東京・赤坂ACTシアター)の製作発表に出席した。大島は本作が本格的舞台初挑戦となる。

 世界的作曲家・ベートーベンの生涯を描く舞台で、大島が演じるのはピアノ製作工房で働く職人の妹役で、稲垣演じるベートーべンの代理人となって作曲活動を支えていく役どころ。昨年出演した映画「紙の月」では第38回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、ことしは主演映画「ロマンス」の公開も控えるなど、女優としての活躍の場を広げる大島だが、本格的な舞台出演は初めて。「初舞台で緊張して溶けちゃうそう」と緊張の面持ちで登壇した大島に、演出の白井晃氏が「チャーミーングで根性もありそう」と印象を語れば、脚本の中島かずき氏も「相当、気が強いんだろうなと」。これには稲垣からも「2人の男性から気が強いって言われた」と指摘を受け、「気が強くなきゃやっていけなかった。根性はあるかな」を本音をポロリ。

 主演の稲垣とも初共演となるが「(舞台出演は)うれしかったですけど、不安も大きかった。稲垣さんと一緒だとお聞きして、歌番組とかではお会いしていたのでその辺では安心した」との共演について語った大島。数々の舞台を踏んでいる稲垣に「姿、姿勢、全部を吸収させていただきたい」と全幅の信頼を寄せる。そんな大島に稲垣は「僕は根性もないし、ダメなんですよ」と弱音を吐きつつも「頼もしいコメントだったので、感心しました。ステージ慣れっていうのはある。お客さんがいないと成り立たない、それはライブも舞台も同じなので、慣れている」と期待感を口にした。

 「本当に何もわからないので、ブラックホールにいる感じ。何を掴めばいいかわからない感じ」と初舞台への緊張ものぞかせた大島。「初舞台なので、いろいろなことを叩き込みたい。魂をぶつけてやりたい」と意気込んだ。

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