東国原氏、新国立競技場建設問題に持論繰り返す「あれはムダです」

[ 2015年7月14日 17:53 ]

BSジャパン「日本を動かした5人のキーパーソン~秘蔵映像で綴る戦後70年~」のスタジオ収録後に会見した東国原英夫氏

 元衆院議員でタレントの東国原英夫氏(57)と歌手で俳優の武田鉄矢(66)が14日、都内で行われたBSジャパン「日本を動かした5人のキーパーソン~秘蔵映像で綴る戦後70年~」(8月5日後5・58)のスタジオ収録後に会見した。

 総工費が予定の倍に近い2520億円まで膨らんだ、新国立競技場建設問題への意見を求められた東国原氏は「あれは見直すべきだと思います」と即答しながら「田中角栄さんはコンピューター付きブルドーザーと呼ばれていたけれど、今の政治家はコンピューターだけになってしまった。もし彼みたいなリーダーがいたら“負の遺産になる、ちょっと待て”と言っていたはず。今こそ、昭和の強いリーダーが求められている」と持論を展開。さらに念押しで「繰り返し申し上げます、あれはムダです」と強調した。

 番組では、美空ひばり、田中角栄、石原裕次郎、松下幸之助など、戦後日本の復興を様々な形で支えた人物や、彼らが残した言葉にスポットを当てて、戦後70年の日本の歩みを探る。ゲストコメンテーターの司葉子(80)から「政治、経済、よくご存じで、本も沢山読んでいらっしゃる。いかがですか、政治家に」とアタックされた武田は「いやいや」と慌てながら「自分は塾のスケールの人間。机を並べた子供が10人以上いるとレギュラー番組が始まるんじゃないかと思うタイプの芸人なので」と謙遜していた。

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