音楽配信、初のCD超え 昨年の世界売上高、日本はまだCD優位

[ 2015年4月15日 06:19 ]

 国際レコード産業連盟(IFPI、本部ロンドン)は14日、インターネットなどを通じた音楽配信の世界の売上高が2014年に初めてCDなどの音楽ソフトを上回ったと発表した。

 IFPIによると音楽配信の売上高は前年比6・9%増の68億5千万ドル(約8180億円)。データを受信しながら再生するストリーミングのほか、一定料金で好きな音楽が一定期間聴き放題の「サブスクリプション」が伸びているという。

 サブスクリプションは米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」や米アップルが手掛けている。

 一方、CDなどの売上高は68億2千万ドルと8・1%の減少。ただ、日本では音楽配信よりCDなどの方がシェアは高く、78%を占めるという。

 昨年の音楽ソフト全体の売上高は0・4%減の149億7千万ドルだった。(共同)

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2015年4月15日のニュース