女性器データ提供の「ろくでなし子」被告 わいせつでないと無罪主張

[ 2015年4月15日 11:24 ]

 自分の女性器の立体的なデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などに問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家五十嵐恵被告(43)は15日、東京地裁(田辺三保子裁判長)の初公判で「外形的な事実関係は争わないが、私のアート作品はわいせつではない」と無罪を主張した。

 弁護側は、わいせつを取り締まる刑法の規定は、表現の自由や知る権利を侵害し違憲だと主張。「仮に合憲だとしても、被告の作品は女性器を精密に再現したものではなく、性的な興奮を生じさせない」とも述べた。わいせつ性の基準は時代によって変化しており、司法判断が注目される。

 起訴状によると、五十嵐被告は2013年10月と昨年3月、自分の性器と同じ形のものを3Dプリンターで作れるデータを、インターネットを介して配ったほか、昨年7月に都内のアダルトショップで女性器をかたどった作品を展示したなどとされる。

 検察側は冒頭陳述で、被告は女性器をかたどった別の作品を制作するため、ネット上で寄付を募り約100万円を集めたと指摘。データは一定額以上の寄付に応じた人に送信したという。

 五十嵐被告は昨年7月の逮捕後、いったん釈放されたが、同12月に再び逮捕、起訴された。共に逮捕されたアダルトショップ経営の作家北原みのり(本名渡辺みのり)さん(44)は罰金30万円の略式命令を受けた。

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