いっこく堂 世界初の腹話術ミュージカルに挑戦「錯覚させたい」

[ 2015年4月14日 15:29 ]

世界初の腹話術ミュージカル「ダブル」主演のいっこく堂とその相棒・健太くん

 腹話術師のいっこく堂(51)とその人形・健太くんが14日、東京都内で行われたミュージカル舞台「ダブル」(スポーツニッポン新聞社主催)の製作発表会見に出席した。

 いっこく堂とその人形・健太くんを主演にした世界初のミュージカルで、昭和初期の横浜を舞台に、天才腹話術師・宗次郎役のいっこく堂と相棒・健太くんが歌い踊る八面六臂の活躍をする。

 共演は元タカラジェンヌの愛華みれ(50)、元光GENJIリーダーの内海光司(47)、宮川浩(51)ら。

 いっこく堂は「ミュージカル自体難しいのに、それを腹話術でやるのは世界初。歌で掛け合う部分や、(健太くんと)離れて演技をしなければいけないところもある。そこが見もの」と初挑戦に意気込み十分で「観客の方々に2人いるのではないかと錯覚させたい。人格を別けなければいけないので、そこに持って行くためにも稽古を沢山していきたい」と全力の構えを見せた。

 一方の健太くんは、相方の鼻息荒い意気込みもどこ吹く風で「俺は台本がないと喋れねえよ!」と慣れない記者会見の場にヘソを曲げながらも、ストーリーテラー役の内海から「僕は人見知りで、人形の健太くんにまで人見知りしている。公演が終わるまでには仲良くなりたい」と声をかけられると「おお、頑張ろうな」と兄貴風。内海が「もし『ローラースケートを履いてくれ』と言われればいつでも」とやる気を見せると、健太くんも「俺も履く!」と光GENJIの再現に意欲を見せていた。

 一方、男装の麗人役の愛華は「宝塚だったので、男装はレベルを高くと言われると思う。15年ぶりに頑張ってみたい」と抱負を語りつつ「健太くんとのラブストーリー的展開もあるかも。そこは健太くんのリードに任せたい。今は色々な恋の形があるからね」と期待。そんな愛華のラブコールに健太くんも「演出家が許せば、俺は突っ走るよ!終演後に青汁飲みに行こうぜ!」と満更ではない様子だった。

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