千葉県警　ふなっしーに感謝状　新人応募者減少に歯止め

千葉県警の黒木慶英本部長（左）から感謝状をもらって喜ぶふなっしー

　千葉県警は１４日、警察の広報活動に大きく貢献したとして、２０１４年４月に新人警察官募集の「特別リクルーター」に任命した船橋市の非公認キャラ、ふなっしーに感謝状を贈呈した。

　県警本部の会議室で黒木慶英本部長が「地元愛と情熱にあふれた優秀な人材の確保に寄与されました」と感謝状を読み上げて手渡すと、ふなっしーは左足を上げて黒木本部長に寄り添うポーズを見せるなど、全身で喜びを表現。「警察官になりたい方が増えて千葉がより良い街になっていくことを望みますなっしー」とあいさつした。

　ふなっしーは新人募集のポスターに登場し、年頭視閲式にも参加した。

　県警警務課によると、１４年度の県警採用試験の競争倍率は５・６倍で、１３年度の５・３倍から微増。近年、減少が続いていたが、持ち直した。国崎正晴課長代理は「全国規模で有名なふなっしーさんの効果は出ていると思う。今後も広くアピールしていってほしい」と話した。