たけし 続編に意欲「タイトルは“七人の幽霊たち”」

[ 2015年4月14日 19:45 ]

「龍三と七人の子分たち」完成披露試写会であいさつする北野武監督

 北野武監督(68)の最新作「龍三と七人の子分たち」(25日公開)が14日、都内のホールで行われた。

 北野監督は主演の藤竜也(73)、近藤正臣(73)、中尾彬(72)、小野寺昭(71)らとともに舞台あいさつ。主要キャスト8人がすべて年上で、平均年齢72・6歳とあって、「こうやってざっと並ぶと、戦没者慰霊会のような感じだな」といきなり毒舌で感想を述べた。

 昨年4~6月の撮影は「楽しい現場だったけれど、心配したこともあった。中には“よーい、スタート”の声が聞こえなかったり、カンペの字が小さすぎて見えなかったり、衣装を着たまま帰っちゃったり。衣装の人を口説いているおじいちゃんまでいた」と言いたい放題。そして、「とにかく今日まで頑張ってくれて良かった。初日を迎えちゃえばどうでもいい」と突き放した。

 それでも、「ヒットしたらパート2を作る。タイトルは“龍三と七人の幽霊たち”で」とジョーク交じりに宣言。そして、「暴力映画ばっかりだったけれど、たまにはお笑いもと思って撮った。意外に基本ばかりなので、楽しんでほしい」とアピールしていた。

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2015年4月14日のニュース