高橋克典 共演女優からの「お父さんのよう」に苦笑

[ 2015年4月14日 13:07 ]

テレビ朝日ドラマ「木曜ミステリー京都人情捜査ファイル」制作発表会に出席した(前列左から)松下由樹、高橋克典、松平健(後列左から)鈴木貴之、尾美としのり、石丸謙二郎、高部あい、渡辺邦斗

 俳優の高橋克典(50)が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「木曜ミステリー京都人情捜査ファイル」(30日スタート、木曜後8・00)の制作発表会が14日に都内の同局で行われ、高橋をはじめ、松下由樹(46)松平健(61)尾美としのり(49)ら豪華キャストが顔をそろえた。

 京都府警の犯罪被害者をサポートする警察組織「犯罪被害者支援室」で奮闘する刑事たちの活躍を描く人情派刑事ドラマ。50代になってから初の連ドラ主演となる高橋は犯罪遺族でありながらも支援室の配属され、“裏の顔”で悪を暴いていく主人公の警察官・戸隠鉄也を演じる。

 高橋は「型破りの捜査をして恨みを晴らしていきます。主人公としてまっすぐで誠実という部分を大事にしています。いろいろな面も出てくるんですけど、それは毎回のお楽しみに」と話した。

 「犯罪被害者支援室」は全国の警察に実在する部署で、ドラマで描かれるのは今回が初めて。高橋自身もその存在を「知りませんでした」といい、「警察では通常捜査がメインですが、被害者になった遺族は精神的なもの、生活面でも支援してく部署。番組のプロデューサーが実際にそういう立場になって犯罪支援室と関わりをもったことでドラマに発展した。大変な部署ですが、必要な、重要な部署だと思う。大事にステキに演じていきたい」と力を込めた。

 戸隠班に所属するメンバーの一人を演じる高部あい(26)は「戸隠さんが本当に人情深くてお父さんのような存在。克典さん自身も(役どころと同じように)すごく温かくてとても素晴らしい方。撮影中以外でも、本当にお父さんのように一緒に過ごさせていただいていて、ありがとうございます」と語った。

 これを聞いた高橋は思わず苦笑い。MCから「お父さんと言われると複雑ですね」と念を押され、高部が「お父さんというか、お父さんのような温かさがある」とフォローをしたが「はい…」とただただ苦笑いだった。

 会見では、実際の京都府警犯罪被害者支援室で行われている支援プロジェクトにかけて、ひまわりの種まき式を実施。珍しい松平のスコップを持つ姿にレアな姿に注目が集まったが、「今年はチューリップを咲かせました」と意外な一面を披露した。初回は土曜ワイド劇場特別企画として25日午後9時から2時間スペシャルで放送される。

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