ミッツ“戦友”マツコの活躍に「おかしい…日本は狂っている」

[ 2015年4月9日 15:09 ]

自叙伝「うらやましい人生」刊行記念写真展で囲み取材に応じたミッツ・マングローブ

 女装家でタレントのミッツ・マングローブ(39)が9日、東京・表参道のプロモ・アルテギャラリーにて初の自叙伝「うらやましい人生」(10日発売)の刊行を記念して写真展(14日まで)の取材会を開催。マツコ・デラックス(42)についての思いを語った。

 「女装を武器に戦っていく仲間、戦友」というマツコとの出会いを「最悪だった」と振り返ったミッツ。「トイレに行こうとしたら道を塞いでたんですよね。なんだこの、デブ、ふざけんなよ!って。そのモヤモヤはまだあるんですけど、そこからはノリと勢いで一緒に仕事してますね。今でも、ふざけんな、デブ!って思ってますね」と笑った。

 マツコは現在、テレビレギュラー9本を抱える人気ぶり。その状況は「おかしいと思う。日本は狂っていると思う。信じられない…事実を確認するのも嫌なぐらい、バカバカしいことになっちゃってるなって」としみじみ。

 マツコだけでなく、ミッツも多くのレギュラー番組の抱える人気者なだけに「(新宿)2丁目のステージでは、こういう(会見の)ごっこ遊びをずっとしていたんですよね。舞台の上でショーにしてやっていたからそれが現実になるとは。最初は笑い飛ばしてたけど、こんな世の中になってしまって。いいならいいんですけど、知らないよ、この先、日本。ありがたい話なんですけどね」と困惑の表情を浮かべた。

 マツコの番組は「一切見ない」とキッパリ。「照れくさいというか、客観的に仕事をしている姿をお互いに見たくない。仕事モードになって大人の振る舞いをしている姿をお互いに見るのはむず痒いというか、照れくさい」。プライベートでの付き合いもほとんどないというが、「紅白(歌合戦)で(中森)明菜ちゃんが復帰した時はずっと電話してましたけどね。語り合ったというか、泣いてました」を話していた。

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2015年4月9日のニュース