ミッツ 同性パートナー条例成立は「小さな一歩」

[ 2015年4月9日 15:41 ]

自叙伝「うらやましい人生」刊行記念写真展で囲み取材に応じたミッツ・マングローブ

 女装家でタレントのミッツ・マングローブ(39)が9日、東京・表参道のプロモ・アルテギャラリーで初の自叙伝「うらやましい人生」(10日発売)の発売を記念して写真展(14日まで)で取材に応じた。先月31日に先月31日に同性カップルに対して結婚に相当する関係を認める証明書を発行する“同性パートナー条例”が渋谷区で成立したことについて「小さな一歩がやっと踏み出せた」と話した。

 条例について聞かれたミッツは「変わりつつでしょうね。でも、小さい一歩がやっと踏み出せたなと」と条例成立を評価。「日々の中での恋愛したり、結婚したりするのはみなさんと一緒で、粛々と生きていくことの1つ。私なんかがテレビに出ていると、同性愛者は突拍子もない人生をみんなが送っていると思われがちだけど、私も含めて、淡々と毎日起きて、生きているわけですよ」と理解を求めた。

 自身の“結婚”については「予定はないですね」と苦笑い。「ただ、結婚の予定があるんですか?と聞かれて、現実的に結婚できる世の中に早くなるといいですね。法整備もされてなくて、まだ(笑い)な感じがある。冗談半分な夢物語ではなく、『もう40か、そろそろ身を固めないとね』って、(結婚が)現実的になる世の中がもう少しでくるような気はしているんです」と話した。

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