東ちづる「やっと、ついに、やったー」渋谷区「同性婚」条例成立に喜び

[ 2015年4月2日 17:33 ]

都内で自閉症啓発イベント「Warm Blue」を行った東ちづる

 女優の東ちづる(54)が2日、東京都内で自閉症啓発イベント「Warm Blue」を行った。すべてのマイノリティーが生きやすい社会を目指す活動を22年前から行っているという東は、先月31日に同性カップルに対して結婚に相当する関係を認める証明書を発行する“同性パートナー条例”が渋谷区で成立したことについて「やっと、ついに、やったー」と喜びを表した。

 東と共に活動していたメンバーが条例成立に尽力したそうで「その日はセクシャルマイノリティーの人たちと抱き合った。メールやライン、メッセンジャーがコントのように鳴り続けましたね」と反響の大きさにうれしそう。

 ただ、芸能人からの反応は薄いといい「(興味を持っている)芸能界の人は少ない。もっとつながれたらいいのにね」と自己解放を呼びかけた。条例の全国区への広がりにも期待しながら「すべての人は誰かを愛し、一緒にいたいと思う。その相手が誰かという事は、個人が決められた方が自由でいい。国や周りがどうのこうの言うことではない」と持論を展開し「愛すのは自由だ!」とビシッと決めた。

 「Warm Blue」は、同日が「世界自閉症啓発デー」であることにちなんで、東が理事長を務める一般社団法人「Gat in touch!」が主催したイベント。自閉症啓発のメインカラーであるブルーのアイテムを身に着けたゴシックロリータ・ファッションの女性たちと写真撮影を行ったり、ライブを行った。

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2015年4月2日のニュース