米ソニー、北朝鮮コメディー映画一転公開へ 劇場を限定

[ 2014年12月24日 05:37 ]

 ソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は23日、北朝鮮の金正恩第1書記暗殺計画を描いてやゆし、いったんは上映見合わせを表明したコメディー映画「ザ・インタビュー」について、25日に米国内の複数の劇場で限定公開すると発表した。

 SPEは自社へのサイバー攻撃や、クリスマスの25日からの上映を予定していた映画館へのテロ予告とみられる情報を踏まえ公開中止を発表したが、表現の自由を重視する観点などから批判が強かった。オバマ米大統領は23日、公開の判断を称賛した。

 上映方針を表明したのは南部のジョージア州やテキサス州を本拠地とする独立系の映画館。具体的な上映館の数は発表していない。米メディアによると、全米展開する大手映画館チェーンは上映しない見込みという。

 SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は声明で「表現の自由を抑圧しようとした人々に立ち向かったことを誇りに思う」と述べ、上映館を今後も増やす努力を表明した。

 シュルツ米大統領副報道官は「ソニーと劇場のおかげで人々は映画を見るかどうか自分で決めることができ、政府はこれを歓迎する」と語った。

 北朝鮮は映画の公開に反対してきたが、サイバー攻撃への関与は否定している。「平和の守護神」を名乗るハッカー集団のサイバー攻撃ではSPEの社内メールなどが大量に流出したが、上映見合わせの発表以降は目立った動きがない。(共同)

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