「PE’Z」ラストツアーがスタート 解散の真相「本当は…」

[ 2014年12月24日 20:35 ]

福岡を皮切りにラストツアーをスタートさせた「PE’Z」

 2015年いっぱいでの活動をもって解散することを発表したインストゥルメンタルバンド「PE’Z(ペズ)」の最後の日本全国ツアーが23日にスタートした。

 今月1日の解散発表後、初のライブとなった福岡「BEAT STATION」での公演では、バンドとして区切りをつけることになった真相について激白。「本当はベースのニレハラが全裸で暴れて逮捕されたことが理由です」と告げられ、場内が一時騒然となったが、それでもすぐに「うそです」と否定して安どさせるなど、最後までファンにサプライズを与えるサービス精神を披露していた。

 99年に結成。2003年にはインストゥルメンタルバンドとしては異例のゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、11年にはアルバム全曲合法ダウンロードをいち早く実施するなど、日本の音楽シーンに新たな現象を巻き起こしてきた。PE’Zとして回るツアーは来年4月19日までで、その後はゆかりのあるフェスと、来年末に行う1本のライブのみ。「侍JAZZ」として海外からも評される圧倒的なパフォーマンスを繰り広げる“希代のバンド”の完全燃焼へのカウントダウンが始まった。

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