生瀬勝久 岡田将生を絶賛「天才。初舞台と思えない」蜷川氏回復も報告

[ 2014年11月6日 14:43 ]

舞台「皆既食-Total Eclipsee-」の取材に応じた生瀬勝久(左)と岡田将生

 俳優の岡田将生(25)が6日、主演舞台「皆既食-Total Eclipsee-」の開幕を前に共演の生瀬勝久(54)とともに取材に応じた。

 本作が初舞台となる岡田は「初めてなのもので、何もわからない状態で稽古が始まった。千秋楽まで100%でできたらいい。緊張はしているが、生瀬さんにも楽しんだもの勝ちだと言われているので、楽しみながらやります」と意気込み。そんな岡田に生瀬は「初日の顔合わせの時からセリフが全部入ってたんです。すごい」と感心。「とんでもない方が出てきたなと。天才ですね。結構図太いんですよ。こっちが何をしかけようと、全部受けますから。それに対応できるって、初舞台とは絶対思えない。ちょうど30年前のオレを見てるみたい」とジョークを交えつつ、大絶賛した。

 生瀬の褒めっぷりに、岡田も「また緊張が…一生懸命やります」と照れ笑いを見せた。蜷川幸雄氏(79)の演出については「厳しさの中にも優しさがある。いろいろ教えてもらっている。舞台の面白さを知れました」と岡田。

 蜷川氏は先月、過労などのため都内の病院に入院したことを報じられたばかり。蜷川氏の様子について、生瀬は「一度は体調を崩された心配したんですが、戻ってきて怒鳴られましたね。いやーパワフルですよ。お芝居がある限り、あの方は大丈夫です。物は飛んでこなかったです」と体調の回復を冗談交じり報告した。本作は19世紀の若き詩人ランボー(岡田)と、その才能をいち早く見出した男ヴェルレーヌ(生瀬)の運命的な出会いから別離、それぞれの孤独な最期を描く。

 東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて7日に開幕する(29日まで)。

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