Whee Jine 祈りのコンサート 27日からは岩手で

[ 2014年6月20日 16:36 ]

熱唱するWhee Jine(フィージン)

 日本人と韓国人の心を繋ぎ、セウォル号の犠牲者と、東日本大震災の犠牲者への祈りを捧げるWhee Jine(フィージン)の祈りのコンサート(主催コンコルディア、TBSラジオ)が、19日東京中央区銀座の王子ホールで開かれた。

 ソウル大卒で、ソウル芸術大学客員教授も務めている韓国人歌手Whee Jineは、魂に響く美しい歌声で、日韓両国の聴衆を魅了している。2011年には日本で初のホールでのコンサートを開き、皇后陛下もご臨席になった。

 2012年に日本デビューアルバム「イルミネーションズ~光満ちる時へ」(EMIミュージック)をリリース。黙とうから始まった鎮魂のコンサートでは、音楽の力で生きる力を取り戻してほしいという願いを込めて「ただ愛のために」「10月のある素敵な日に」「You Raise Me Up」などを熱唱した。

 引き続き27日に岩手県盛岡市民文化小ホール、29日に岩手県イオンタウン釜石にてコンサートが開かれる。東日本大震災で、韓国の客船沈没事故で犠牲になった人々への鎮魂の歌声は、きっと被災地の海に空に響き渡ることだろう。

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2014年6月20日のニュース