すっちー 吉本新喜劇の座長に 昨年の謹慎処分乗り越え

[ 2014年5月17日 05:30 ]

新喜劇座長に就任することになった、すっちー

 吉本新喜劇のすっちー(42)が座長に就任することが16日、明らかになった。6月11日付で昇進し、同日から大阪・なんばグランド花月で、お披露目公演(16日まで)を開催する。07年6月に川畑泰史(46)が座長に就いて以来、約7年ぶりのニューリーダー誕生。大役を任されるすっちーは、「新喜劇の伝統は守って、自分自身は守りに入らずに攻めていきたい」と力を込めた。

 ♪すんのかい~、せんのかい~、やっぱ座長すんのかい~。新喜劇に入団してから6年8カ月、すっちーがついに大役に抜てきされた。

 「入団した時から新喜劇を変えたいと青くさいことを思っていた。最初の気持ちは大事にしたい。いろいろ覚えることもあって、奥深さも分かった。伝統があるから、そこは守って、自分は守りに入らずに攻めていきたいと思っています」。歴史ある舞台に新風を吹き込むことを誓った。

 吉本興業は就任について「今の新喜劇でトップクラスの人気、若手の育成にも力を入れており座員からの人望の厚さも確認できたため」と説明。今年は55周年の節目で、周年イヤーの“起爆剤”としての役目を担う。

 すっちーは、どこか憎めない大阪のオバハンキャラ「すち子」で人気を確立した。♪すんのかい~、せんのかい~と座員に突っ込まれながら相手の乳首をイジるネタなどで子供心をくすぐり、ファン層を拡大。新喜劇入団前の06年ごろ、NGKでのイベントで披露したのが原型で、元ネタは吉本の女性社員のマネ。女性役を演じるたびに改良してきた。そのほか、ムチを手に下ネタを披露する須知軍曹というキャラもあり、引き出しは多い。

 昨年3月には寝坊で遅刻、同5月、1カ月の謹慎処分を受けた。新喜劇座員の松浦真也(37)とのユニット「すち子&真也」としてMBSテレビ「歌ネタ王決定戦2013」で優勝した直後のペナルティー。ブレークに水を差しかねない危機だったが、「ネタの練習時間が増えた」と前を向いてきた。

 今後は座員をまとめるほか、後輩の演技指導など教育係も務める。それに加えてテレビ視聴率など重圧ものし掛かる。「ビビっています。座長というものの重みがズシンときた」。それでも、「“すっちーの新喜劇は一味違うね、これからスタンダードになっていく”みたいなことができるように」と意気込んだ。

 ◆すっちー(本名・須知裕雅、すち・ひろまさ)1972年(昭47)1月26日、大阪府出身。96年に木部信彦さん(現在は引退)と「ビッキーズ」を結成。2007年9月に解散し、同10月に新喜劇入りした。ナインティナインの矢部浩之とは茨木西高時代の同級生。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「三浦春馬」特集記事

2014年5月17日のニュース