「淡路恵子」貫いたオシャレで粋な通夜…300人が参列

[ 2014年1月22日 05:30 ]

<淡路恵子さん通夜>祭壇には生前好きだったドラクエグッズが置かれる

 食道がんのため、11日に80歳で亡くなった女優の淡路恵子(あわじ・けいこ、本名井田綾子=いだ・あやこ)さんの通夜が21日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。山本陽子(71)富司純子(68)ら約300人の関係者が参列した。

 斎場には、生前よく歌った越路吹雪さんの「愛の讃歌」が流れ、祭壇にはお気に入りゲーム「ドラゴンクエスト」のソフトなど思い出の品が並んだ。遺影はスクリーンに投影され、焼香時には若き日の写真も写し出された。長男の俳優島英津夫(53)によると、淡路さんは「私らしいオシャレな葬式にしてほしい」と要望。ロウソクを鈴なりの小さなキャンドルボックスに入れて並べるなど趣向が凝らされた。

 22日の葬儀で弔辞を読む歌手綾戸智恵(56)は「“東と西のオバハン”というのかな。離婚や息子のこと、歌舞伎など話が合った」と涙をこらえた。戒名は「寳珠院淡路日恵清大姉(ほうじゅいんあわじにちけいせいたいし)」。最愛の元夫、故萬屋錦之介さんの戒名の冒頭「寳樹院」と同じ読みで、同じ漢字も使われた。

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