慰労金は分割だった…元社長、幸子側に反論「人間性を疑われた」

[ 2012年4月9日 12:55 ]

事務所の元社長との確執が表面化した小林幸子。小林側の説明に対し、元社長がファクスでコメントを出し、再反論

 演歌歌手小林幸子(58)との確執が明らかになった個人事務所の元社長が9日、解任騒動の経緯を説明した文書をマスコミ各社にファクスで送付。騒動が表面化してから、初めてコメントを発表した。

 小林側は7日、代理人を務める弁護士名で、騒動の事実関係についてマスコミ各社にファクスで説明しているが、元社長は「解任に至る経緯についての事実に誤りがございます」と改めて経緯を説明した。

 今年2月に「退任を勧告」されたという元社長は、その後弁護士を通じて小林側と話し合い、4月入って小林側の弁護士から社長辞任を条件としての慰労金の支払いを提案されたという。

 しかしその支払い方法が2回の分割で、理由が「私(元社長)が退職後に何らかのネガティブな情報をを週刊誌などに流すことを疑い、その心配が解消された時期に払いたい」というもの。元社長は「内容を聞いて愕(がく)然としました」「怒りより悲しみでいっぱい」と心境をつづっている。

 「33年間、苦楽を共に、人生の大半を一緒に過ごしてきたパートナーの過去や未来を疑うという考え方は私にはありませんでしたので、このような結果が残念でなりません」と明かした元社長。「相手方を疑い、自分の人間性まで疑われたままの状態で辞任することは、いくら慰労金を積まれても私にはできません」と、小林側の態度に憤りを表し、「今回の騒動は慰労金の金額とかの問題では決してありません」と強調している。

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2012年4月9日のニュース