市村正親 女優3人がうらやましい?「そういう運命なんです」

[ 2012年4月9日 16:05 ]

ミュージカル「ミス・サイゴン」全国縦断公演製作発表に登場した市村正親

 俳優の市村正親(63)が9日、都内で行われたミュージカル「ミス・サイゴン」全国縦断公演製作発表に共演の笹本玲奈(26)、知念里奈(31)、新妻聖子(31)、山崎育三郎(26)、岡幸二郎(44)ら総勢40名のキャストとともに登場した。

 日本初演の1992年から主人公のエンジニアを演じ続けている市村は「20周年目にまたやれることに感極まる感じ。初演の20年前はみんなを引っ張っていった存在でしたけど、今回はみんなが押し上げてくれることを期待しています。このメンバー、最高でしょ?」と共演者に期待を寄せた。

 今回は新演出となり、全国各地で半年かけて82公演を行う。「20年前は帝劇でしか上演できなかったですが、今回は新演出ということで、東北から九州まで日本全国で見てもらえる。こちらから行くっていうのはいいですね」。

 「(この役は)アメリカンドリーム。僕が劇団を辞めて掴んだのがこの役。初演でロングランをやったことはその後の僕の演劇人生で大きかった。役柄と自分の人生はダブってますね。ダブりまくってます」と笑わせた市村。「本当に飽きないし、楽しい役。曲も良くって、自分でもワクワクしながら演じている。この役をまた新しいバージョンでやれるということにドキドキしていますが、今から興奮しています」と意気込んだ。

 「一生懸命身体を鍛えて、いつまでもエンジニアをやれるようにしたい。(今後も)オファーが来ればやらせていただきたい」と市村。今回は全公演一人でエンジニア役を演じることになるが、「こっちは3人なのに…」とキム役の笹本、知念、新妻の3人をうらやましがるも、「そういう運命なんですよね。膝にこないように、エアロ(ビクス)、バレエで日々トレーニングをしています。期待してください」と自信を見せた。

 一方、今回が初参加となる山崎は「子どもの頃から見ていた作品で大ファンでした。憧れの作品で、本当にずっとCDを聞いてきた」と目を輝かせ、「まず鍛えて、マッチョになって登場したい。筋トレ腕立てを毎日100回やっている」と気合いを入れていた。

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