3度目ヒロイン 笹本玲奈「ようやく母親の年齢になった」

[ 2012年4月9日 16:25 ]

ミュージカル「ミス・サイゴン」全国縦断公演製作発表に登場した笹本玲奈

 7月に開演するミュージカル「ミス・サイゴン」全国縦断公演製作発表が9日、都内で行われ、主演の市村正親(63)をはじめ、笹本玲奈(26)、知念里奈(31)、新妻聖子(31)ら総勢40名のキャストが顔をそろえた。

 笹本、知念、新妻の3人はヒロインのキム役を交互に演じる。ともに本作への出演は3回目。3人の中では一番若い笹本は「2004年に初めてキムをやった時は私自身がまだ幼かった。2008年の時もちょっと大人になってきたかなってぐらいでしたし、ようやく母親の気持ちに近づける年齢になって、すごく楽しみですね。(母親の気持ちは)まだ分からないですけど、演出の方にたくさん相談してやっていきたい」。

 一方、知念は最初の出演となった2004年からこの8年で結婚、出産を経験した。「出産する前と、出産した後、今回は息子が小学生になった。1年1年すごく学びの多い毎日なので、(前回の)2009年でこれで最後だと思って演じてから、時間を重ねて、またどういうキムを演じることができるのか、楽しみ」と目を輝かせた。

 新演出の公演を韓国、イギリスなどですでに4回見たという新妻は「新演出はオリジナルとは別物、全然違うんです。なので、新たなスタッフ、キャストの皆さんと新作を作り上げるつもりでやっている。日本にしかない、どこの国でも見たことのない『ミス・サイゴン』が生まれると確信しています。全国を回れるということに一番ワクワクしています」と力を込めた。

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