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現役復帰、離婚…井岡一翔 無念判定負けで世界4階級制覇ならず

[ 2018年12月31日 20:41 ]

WBO世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦   同級1位ドニー・ニエテス―同級3位・井岡一翔 ( 2018年12月31日    マカオ・ウィンパレス )

ドニー・ニエテス(左上)に敗れ、ぼうぜんとする井岡一翔(右から3人目)
Photo By 共同

 プロボクシングのトリプル世界戦は31日、マカオ・ウィンパレスで行われ、WBO世界スーパーフライ級王座決定12回戦は、同級3位の井岡一翔(29=日本)が同級1位ドニー・ニエテス(36=フィリピン)に1―2判定負けで、世界王座の4階級制覇はならなかった。井岡の通算戦績は25戦23勝13KO2敗。

 昨年大みそかの現役引退表明から1年。井岡は同じ元3階級制覇王者で14年間負けがない同級1位ニエテス相手に序盤から攻勢に出て左ボディーで崩しにかかったが、両者決め手がないまま判定に持ち込まれた。

 ジャッジ3人の採点は116―112、110―118、112―116で井岡の1―2判定負け。WBC&WBAミニマム級、WBAライトフライ級、WBAフライ級に続く日本人初の4階級制覇を達成はならなかった。

 活動拠点を米国に移し、7月の現役復帰表明から9月に米国での世界前哨戦をはさんでたどり着いた1年8カ月ぶりの世界戦。17年5月に結婚した歌手・谷村奈南(31)との離婚を乗り越えての完全復活は持ち越しとなった。

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