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京口紘人が10回TKOで2階級制覇 19年は「統一戦などビッグマッチ視野に」

[ 2018年12月31日 18:05 ]

10回終了TKOで2階級制覇を達成し、歓声に応える京口紘人。右はヘッキー・ブドラー
Photo By 共同

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチが31日、マカオ・ウィンパレスで行われ、同級1位・京口紘人(25=ワタナベ)がスーパー王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)と対戦。10回終了時点で相手が棄権。TKO勝利となり、2階級制覇を達成した。

 序盤は相手の手数が上回ったが、中盤以降は動きが鈍くなった王者を京口のコンビネーションパンチが捉え始めた。7回以降はフック、ボディーと効果的な「左」と右ストレートを見舞う。10回終了時にブドラーが“戦意喪失”。TKO勝利を挙げた。

 試合後のインタビューでは「コツコツとパンチを当てて弱らせる作戦で、しっかり作戦が成功したかなと思う」と振り返り、「今年も王者として年が越せるのが嬉しい」と喜んだ。

 来年の抱負について「2019年は自分の力をしっかりつけて、いずれは統一戦などのビッグマッチを視野に頑張りたい」と語った。

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